【クアラルンプル】Maika Holdings BhdはHicom Holdings Bhd子会社のComtrac Sdn Bhdと、3億~4億Mドルを投じ、スラゴール州Sepang地区Tanjung Sepatの159エーカーの土地を開発する計画だ。
マイカのDatuk Dr K. Ampikaipakan会長が24日催されたComtracとの関係覚書調印式後語ったところによれば、プロジェクトは向こう9~12ヶ月間に着手される。具体的な投資額は不動産開発のタイプにより異なるが、両社は目下合弁事業の詳細を詰めている。同プロジェクトはマイカの3乃至5年間の売り上げに大きく貢献する見通しだ。マイカは当該開発予定地Tumbuk Estateの周辺に別に800エーカー以上の土地を有する。これらの土地にはゴルフ場、住宅、娯楽、商業不動産を含む複合リゾートが開発される予定だ。
ComtracのNg Tet Min重役(ED)によると、合弁会社は3ヶ月以内にも設けられ、その後初歩的な作業が開始される。ComtracのDatuk Tik Mustaffa会長によれば、この日の覚書はComtracとマイカの間のビジネス関係の1ページを開くもので、国内不動産市況の回復が予想される時だけに、両社の合弁は時宜にかなっている。
Ampikaipakan会長によると、事業拡張計画と国内経済状況の改善からマイカの2000年12月期業績は黒字に転換する見通しだ。
マイカは保険、銀行、農園、排気制御ビジネスに照準を合わせるとともに、それぞれの領域の主要プレーヤーとの戦略提携を計画、また外国証取への上場を通じ、1億4000万~1億5000万Mドルの調達も計画している。上場後、さらにシェアの売却を通じ、別途6000万~7000万Mドルを調達すると言う。(STAR:11/25)