1999-11-29 ArtNo.21154
◆<馬>プロトン、輸出向けサトリアGTiの生産を倍増
【クアラルンプル】Perusahaan Otomobil Nasional Bhd (Proton)は向こう12ヶ月間に輸出市場向け乗用車Satria GTiの製造を2倍以上に拡大する。
プロトンのTengku Datuk Mahaleel Ariff重役(CEO)によると新たに200万Mドルを追加投資し、製造能力を年間2000台から5000台に拡大、製品の60%の輸出を目指す。
生産の拡大は国内及び海外取り分け、オーストラリアと英国の需要増が見込めるため。製造能力の拡大により向こう12ヶ月間にはSatria GTiモデルの売り上げが3億5000万Mドルに達する見通しで、初めて比較的健全なマージンを実現できる。
オーストラリアにおけるプロトンの販売台数は目下年間2000台で、来年は4000台が見込める。この内500台がSatria GTiモデルになる見通しだ。
ロータス車から転換されたSatria GTiは国際メディアの評価を得、発売から僅か1ヶ月にも関わらずオーストラリアではトップ10に名を連ね、英国では67位にランクされている。来年5月にはドイツ市場にも投入される。
プロトン全体のパフォーマンスに関しては、経済危機の最中に月間僅か6000台まで下降した販売台数は、今日は1万4200台に回復、来年は1万5000台が見込めると言う。(STAR,BT:11/25)
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