1999-11-29 ArtNo.21150
◆<星>HP社、東南アジア売り上げ32%アップ
【シンガポール】ヒューレット・パッカード(HP)の東南アジアにおける1999年10月期年商は7億6300万米ドルと、前年の5億7800万米ドルに比べ32%アップ、シンガポールにおける売り上げが内45%を占めた。
HP社の医療機器・部品/化学分析・測定機器ビジネスは別会社Agilent Technologiesとして分離独立しており、上記の数字には含まれていない。同社のシンガポール・スタッフは同再編後9000人から5900人に縮小した。
Cheah Kean Huat重役(MD)によると、シンガポール市場は、これまで同社東南アジア・ビジネスの3分の1に貢献してきたが、経済危機最中の1997年を含め年率20~30%の成長を持続、昨年に限っては東南アジア・ビジネスの50%、今年は45%を占める見通しだ。
シンガポールの4工場からの出荷額は昨年19%増の59億米ドルを記録した。これらの製品はホームPC(パソコン)やホーム・プリンター等の成長製品で占められている。
HPシンガポールは携帯情報機器や各種プリンターの世界的なプロダクト・チャーター・ステータスを認められている。
HP社の世界業務の利益は前年の29億米ドルから34億5000万米ドルに19%成長した(シンガポールの数字は明らかにされていない)。米国/欧州におけるコンピューター/プリンター需要がHP社の成長の主要な原動力で、これらはHPシンガポールがブレッド&バターとする業務でもある。Eサービスはもう一つの成長領域。東南アジア・ビジネスは年率10~20%の成長が見込めると言う。(ST,BT,LZ:11/24)
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