1999-11-25 ArtNo.21118
◆<星>地元企業の80%が業績改善予想:中華聡商会
【シンガポール】シンガポール中華聡商会が最近実施した“新年度予算案前の地元企業のニーズ”と題する調査の結果、80%の回答者が業績の改善を予想、今年1月に同様の調査を実施した際に業績の改善を予想した者の比率32%から大幅に増加した。これに反して業績の悪化を予想した企業は前回の43%から僅か3%に下降した。
また97%の企業が、昨年11月に政府が実施した105億Sドルのコスト削減措置は奏功したと回答した。それによると政府の措置でコストが1~5%削減されたと答えた者は50%、5~10削減されたと答えた者は33%、10~15%削減されたと答えた者は9%、15~20%削減されたと答えた者は8%だった。
コスト削減措置の中で、特に中央積立基金(CPF)雇用主負担率の10%ポイント・カットを支持したものは全体の90%にのぼり、以下不動産税控除42%、ジュロン・タウン公社(JTC)/住宅開発局(HDB)の不動産賃貸料カット36%、公益事業局(PUB)料金/電話料/港湾料金のカット36%となっている。
一方、CPF雇用主負担の部分的復元を受け入れると回答した者は115社中76社で、1~2%ポイントの復元を受け入れると答えた者が25社、2~3%が48社、4%が3社。残りの39社は復元の繰り延べを希望した。
新年度予算案に関しては84%の企業が、一層の減税、公共料金の引き下げ等を希望した。(LZ:11/23,ST:11/24)
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