1999-11-23 ArtNo.21117
◆<印度>プラスチック・ビジネス網のハブに:Bayer
【ラヨン】ドイツの化学企業Bayer AGは、インド、中国、タイをアジアにおける3つのプラスチック製造基地としている。
バイエルのプラスチック・ビジネス主任、Gottfried Zaby氏が21日タイで催された総コスト4億米ドルのポリカーボネート工場の開所式の席上語ったところによれば、域内のポリウレタン市況が改善すれば、インドにおける合弁会社Bayer Sanmar Ltdは輸出を拡大できる。
インドにおけるもう1社の合弁会社Bayer ABSは500万米ドル余を投じアルキル・ブタジエン・スチレン(ABS)の年間製造能力を2万5000トンから5万トンに拡大する。
今回のタイ投資は2005年までに10億米ドルを投資する予定のアジアにおける事業拡張計画の一環で、中国でも4億5000万米ドルのポリカーボネート工場が計画されている。したがって2005年までにインドに多額な投資を行う計画はないと言う。(ET:11/22)
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