【クアラルンプル】最近発足したマレーシア・エレクトロニク・コマース・コンソーシアム(MECC)はAPECの電子商取引実験プロジェクト(INGECEP)のマレーシア代表として機能すると同時に、Eコマースの啓蒙活動に力を入れ、またメンバー間のオンライン仲介者の役割を担う。
国内の最もポピュラーなEコマース・サイトの経営者16社から成るMECCは最近日本のテレコム・サービス協会電子商取引実験(テレサ協EC実験)と、Eコマースのパイロット・プロジェクトを進める覚書を交換した。
プロジェクトは、APEC加盟国がインターネットを通じてその商品/サービスを日本の消費者に試験販促することを通じて、国境を跨いだEコマースの問題点を洗い出し、Eコマースのモデルを確立することにある。マレーシアの同プロジェクトへの参加は韓国、シンガポールに次ぐもの。
MECCはマレーシアを代表して同プロジェクトに参加するため組織されたもので、ロイヤル・スラゴールのDavid Chen氏とCyber Village Online Sdn Bhdのインターネット・マーケッティング・コンサルタントTony Pua氏が共同議長を務めている。(コンピュータイムズ:11/15)