1999-11-18 ArtNo.21072
◆<印度>LML/ピアジオ、合弁解消合意で廷外和解
【ニューデリー】LMLの創設者Singhania familyと同社に共同出資するイタリヤの自動車メーカーPiaggioの紛争は、シンハニア一族がピアジオの持ち分23.6%を1株14.06ルピー、合計13.50クローで買い取ることで、和解が成立した。
LMLが証券取引所に報告したところによれば、インド側プロモーターのSuryodaya Investment及びGoldrock Investments、系列会社Vespa Car Company Ltdとイタリヤ側Piaggio & C SpA及びPiaggio Vespa BVは、それぞれの体面を傷つけることなく、廷外和解したと言う。これによりピアジオは、LMLの製品と競合するものも含め、インドで如何なるビジネスを手がけることも認められるが、側面エンジン付き二輪車の製造業務は含まれない。またピアジオはLMLとの契約解消料として40クローを支払わねばならない。
これに対してLMLは如何なる車両の輸出も認められるが、4ストロークのスクーターは除外される。(IE,ET,TH,THBL:11/17)
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