1999-11-17 ArtNo.21044
◆<星>ホリゾン/KRDL、広帯域ソフトウェア開発で提携
【シンガポール】地元情報技術(IT)スタートアップ企業Horizon.comと地元ソフトウェア研究機関Kent Ridge Digital Labs(KRDL)は広帯域サービス・ソフトウェアの開発と市場開拓で手をつないだ。
ホリゾン・コム会長で、共同創設者のNg Jui Ping退役准将が15日記者会見したところによると、ホリゾンとKRDLの合弁会社“Horizon.iEXPRESS”は広帯域ネットワークを通じてソフトウェアやデータを交換し、なお且つ違法な複製や海賊行為も防止できるソフトウェア、Horizon.iEXPRESSの開発とマーケッティングを手がける。
今日のインターネットは依然として大部分が狭帯域で、インターラクティブなマルチメディア機能を十分発揮することはできない。広帯域のみが、リッチなコンテント、ビデオ・モーション、グラフィック、アニメーションを可能にする。広帯域ネットワークのシンガポール・ワンのユーザーは目下数万人だが、2002年までにアジア太平洋地域の広帯域ユーザーは300万人に達する見通しだ。
Horizon.iEXPRESSに60%出資するホリゾン・コムは、同プロジェクトに50万Sドルを投資、KRDLはその技術/ノーハウやソフトウェアを注入すると言う。(BT:11/16)
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