1995-06-24 ArtNo.2104
◆<星>企業グループ、山東省兵站事業にS$1億投資
【青島】北部中国の運輸・流通事業拠点としての山東省の潜在性に注目するシンガポール企業グループは、流通/兵站サービス事業に1億Sドル以上を投資する。
シンガポール・テクノロジー・インダストリアル・コーポレーション傘下のアジア・パシフィック・ロジスティクス・サービシズPte Ltdに率いられるシンガポール企業グループは青島における倉庫運輸センター事業の第1期工事に2800万Sドルを投じる計画で、22日、ヨー・チュートン通産相の立ち合いの下、中国側パートナーのシノトランス・シャントン(山東)と対等出資の合弁契約趣意書を交換した。シンガポール・コンソーシアムは同様のセンターを河南省、江蘇省、四川省にも設け、兵站サービスのネットワークを中国全土に展開する計画だ。 一方、石油ターミナル会社GATXターミナルズ・シンガポールはシノケム・シャントンと嵐山港における総コスト9300万Sドルのタンク施設の建設/経営/所有に関わる60:40の合弁契約を結んだ。合弁チームは向こう5年間にタンク33基と1埠頭を建設する。 やはりシンガポール拠点の石油ターミナル経営会社ダブケムはこの日、100%出資のバルク・ターミナルの起工式を催した。青島市黄島港における第1期工事には1500万米ドルが投じられ、バース2、液化石油ガス用及び化学品用のタンク施設等が建設される。(BT,LZ:6/23)
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