1999-11-16 ArtNo.21034
◆<馬>日本コンソーシアム、クリンカー・プラント建設に関心
【コタキナバル】日本のセメント市場の比較的大きなシェアを占める某コンソーシアムが地元と合弁で7億Mドル前後を投じ、サバ州にクリンカー工場を設けることを検討している。
サバ州首席大臣オフィスが12日発表した公報によると、日本コンソーシアムのリーダーは先週日本を訪問したDatuk Osu Sukam首席大臣に率いられるサバ州代表団に以上の意向を表明した。これに対してオス首席大臣は投資申請を州政府に提出するよう要請した。
サバ経済開発公社(SEDCO)のDatuk Pengiran Hussein重役(GM)によれば、サバ州は半島マレーシアや日本を含む外国から年間5万2000トン、6000万Mドル相当のクリンカーを輸入している。サバ州のKudatには豊富な石灰岩が存在し、計画が実現すれば、外貨を節約できるだけでなく、輸出収入も稼げる。
一方、広島県のSumino Kogyo Companyはサバ州に自動車部品工場を設け、国産車プロトン用部品を製造することに関心を表明したと言う。(NST,STAR:11/13)
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