1995-06-23 ArtNo.2103
◆<比>アジア・ドラゴン/カルテックスの製油事業に認可
【マニラ】フィリピン当局はタイ・ペトロケミカル・インダストリーCo及びケミカル・インダストリーズ・オブ・ザ・フィリピンズの合弁会社アジア・ドラゴン・オイル・リファイナリー・コープがミンダナオ島に2億5000万米ドルを投じて日量6万5000バレルの製油所を建設する計画を認可した。
エネルギー産業管理局(EIAB)の発表によれば、同局は同時にカルテックスの2億米ドル拡張プロジェクトも認可した。カルテックスもこれにより日量6万5000バレルの製油施設を追加、その原油処理能力を倍増させる。このため1998年にはフィリピン国内の製油能力は日量51万2000バレルに達し、国内需要を上回ることになるが、急速な需要拡大で同余剰能力は2000年には消失すると言う。(BD:6/22)
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