1999-11-15 ArtNo.21026
◆<印度>繊維/宝飾品/化学品が年初5ヶ月の輸出を牽引
【ニューデリー】今年初5ヶ月(1999/4-8)のインドの輸出は、総輸出の69%を占める繊維/宝飾品/工学製品/化学品及び関連品目の好調に支えられ、4.5%の成長を見た。
商務省経済部が商事情報統計総監(DGCI&S)の初歩的データに基づき作成した非公開の貿易統計数字によれば、総輸出の25.85%の比重を占める繊維輸出は36億4942万米ドルと、昨年同期の32億7548万米ドルに比べ11.42%、総輸出の12.80%を占める化学品/関連品目の輸出は18億702万米ドルと、昨年同期の17億2002万米ドルに比べ5.06%、総輸出の11.68%を占める工学品の輸出は16億4861万米ドルと、昨年同期の14億9022万米ドルに比べ10.63%、それぞれ拡大した。
しかし総輸出の9.84%を占める農産品輸出は13億8851万米ドルと、昨年同期の15億7737万米ドルに比べ11.97%、総輸出の3%を占める海事品目の輸出は4億2347万米ドルと、昨年同期の4億4435万米ドルに比べ4.7%、総輸出の4.36%を占める皮革製品の輸出は6億1587万米ドルと、昨年同期の6億3128万米ドルに比べ2.44%、それぞれ下降した。
一方、総輸入の36.76%と21.34%を占めるバルク輸入(US$66.461億)と石油製品/原油輸入(US$38.5912億)は24.49%と53.04%の大幅な膨張を見た。
しかし過去数年急成長を見ていた金/銀の輸入(US$21.0441億)は6.10%の落ち込みを見た。総輸入の8.46%の比重を占める機械輸入も15億3033万米ドルと、昨年同期の18億7246万米ドルを下回った。この他、鉄鋼輸入は3億8826万米ドルと昨年同期の4億2951万米ドルを9.60%、非鉄金属輸入は2億1878万米ドルと、昨年同期の2億9057万米ドルを24.71%、それぞれ下回った。(THBL:11/12)
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