1999-11-15 ArtNo.21022
◆<馬>MTeX、メードイン・マレーシア製品の世界市場開拓
【クアラルンプル】マレーシア初のEビジネス・ポータルMalaysian Trade Electronic Exchange (MTeX:www.mtex.com.my)はメード・イン・マレーシア製品の世界市場開拓に一役買うことを目指している。
Virtual One Sdn BhdのZurina Zubir重役(CEO)が9日ラフィダ通産相の立ち会いの下に、催されたトレード・ポータル、MTeX第2フェーズに関する記者会見の席上語ったところによると、ヴァーチャル・ワンが開発・経営するMTeXは商業的バイヤーに照準を合わせたウェブ・ポータルで、マレーシア対外貿易促進協会(Matrade)のメンバーを中心に、食品加工から工学サービスまで約100社が参加しているが、目下参加企業の一層の拡大が目指されている。
マレーシアには多くの優良商品が存在するが、世界市場にアピールするブランド・ネームや独自の市場ネットワークを持ち合わせていない。このためMTeXは、メイドイン・マレーシア製品の世界市場への突破口を開く使命を負うて昨年開設された。マレーシアの国内企業はまだ電子取引に馴染んでおらず、このため同サイトを通じた取引はまだそれほど多くない。
Matradeメンバーのサイト開設費用は1000~2万Mドルで、別に年間1500Mドルのホスティング・フィーが徴収される。
通産省傘下のMatradeの他、Microsoft Malaysia、PricewaterhouseCoopers、The Malaysian Timber Council、Rekabara (Malaysian Enterprise)、国営通信Bernama、マレーシア輸出入銀行(EIBM)が、MTeXの戦略パートナーを務めている。MTexに関する詳細問い合わせは、Virtual One Sdn Bhd電話:(03) 8996-0699 /FAX:(03) 8996-0719まで。(NST,STAR:11/10)
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