1999-11-15 ArtNo.21018
◆<馬>アンワル前副首相夫人、マハティール首相と対戦も
【クアラルンプル】アンワル前副首相夫人のワン・アジザ女史は12日、クダ州クバンパソのマハティール首相の選挙区で立候補し、首相と対戦する可能性を示唆した。
それによると同女史は目下複数の選挙区における立候補の可能性を検討しており、クバンパソはその1つ。この他、ペナン州のアンワル氏の選挙区も検討されているが、アンワル氏自身が立候補する可能性も依然として存在する。アンワル氏は4野党連合戦線の首班に押されており、これら4党とはイスラム党(PAS)、民主行動党(DAP)、クアディラン・ナシオナル(正義党)、人民党で、アジザ女史が率いる正義党の立候補者の陣容は11月20日に公表すると言う。
一方、選挙管理委員会のオマル・モハマド委員長は、アンワル氏に立候補資格が有るか否かは、実際に立候補届けがなされた段階で、その判断を示すとの立場を示した。それによると選挙委員会は有資格な者の立候補を歓迎する。こうした資格には、破産者でないこと、犯罪記録がないこと、公民権を有すること等が含まれると言う。(各紙:11/13)
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