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1999-11-12 ArtNo.21008
◆＜印度＞小売りチェーン・ストアへの外国直接投資を許可へ
【ニューデリー】インド政府は小売りチェーン・ストア領域への外国直接投資を間もなく許可する見通しだ。こうした動きに対する商務省方面の主要な反発は、対外問題省(MEA)閣僚Jaswant Singh氏の政治力により沈黙させられたようだ。
外国投資問題専門委員会はMarks & Spencers、Sainsburys、the Borders chain等の国際チェーン・ストアの国内市場進出の道を準備している。
10月の第4週に催された専門委員会の会議の席上、ＭＥＡは、商務省の反対は総理府の自由化政策に反すると指摘した。
ＭＥＡはタタ・グループとシンガポール・コンソーシアムの空港建設問題等に際してもマクロ的視野から意見を提起してきたが、これまでその意見が入れられることはなかった。しかし今回は工業省や大蔵省に加え、総理府も味方に引き入れたことから、バランスに変化が生じた。それによると、小売りチェーン市場への外資の導入は、消費者や日用品小売り部門に新次元を開くとともに、製造業にも波及効果を及ぼすものと期待でき、なお且つ年間100億米ドルの外資誘致の目標も達成できると言う。(ET:11/11)
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