【ニューデリー】IBMはデリーのインド工科大学(IIT:Indian Institute of Technology)内に設けられたIndia Research Laboratoryに対する投資を拡大する。
IBM IndiaのRanjit Limaye重役(MD/CEO)によると、追加投資は設備/インフラの拡張に充当される。IBMは1997年に同リサーチ・センターの開設に1000万米ドルを拠出、IITが土地と最小限のインフラを提供していた。リサーチ・センターは既にソフトウェア製品の特許権の申請も行っている。IITは同ラボで開発された知的所有権が全てIBMに帰属することを認めており、ラボの主任はIITデリー卒業生のDr. Alok Agarwal氏が務めている。IBMはIITインディアとの協力の下、物理的なインフラの拡大を図るとともに、第一線の研究者の雇用を拡大している。(THBL:11/9)