1999-11-11 ArtNo.20995
◆<印度>インテル、インターネット・データ・センター開設準備
【ムンバイ】マイクロプロセッサー・ジャイアンツ、インテル・コープはインドに総合的なホスティング・サービスを提供するインターネット・データ・センターを設ける計画だ。
インテルは1ヶ月ほど前に米国サンタクララに最初のインターネット・データ・センターを設けたばかりだが、既に情報技術(IT)サービス市場に橋頭堡を築き、米国東部海岸、日本、ロンドンにも同様のセンター設けると発表している。
Intel South AsiaのAtul Vijaykar取締役によると、インドにおけるセンターはサンタクララの8万5000平方フィートの施設よりも小規模になる。具体的日程は未定だが、向こう12ヶ月間に操業を開始できる見通しだ。同社はインドにおけるインターネットの普及に伴うビルディング・ブロックの需要増に応じるため、公認サプライヤー網の拡大を図っている。インテルはデータ・センター事業に20億米ドルの投資を予定しているが、インドにおける投資額や候補地は未定と言う。
一方、インテルはBharti Telespatiale Ltdの20%権益を、1000万~2000万米ドルで買収する計画だ。Bharti Telespatiale Ltdはブリティッシュ・テレコムとのインターネット合弁会社Bharti BT Internet Ltdに51%出資している。Bharti EnterprisesのSubil Mittal会長兼MDによると、インド政府は先週インテルの同計画を承認しており、今後インテルとの間で詳細が詰められる。これによりBharti TelecomのBharti Telespatiale Ltdに対する出資率は80%に縮小する。(ET,IE:11/9)
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