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1999-11-11 ArtNo.20992
◆<印度>資本財部門が製造業の成長を牽引:Assocham報告書
【ニューデリー】耐久消費財、資本財、中間財各部門は、今会計年度に入って以来6%以上の成長率を維持、製造業成長の原動力になっている。しかし基本財には顕著な改善の兆しは見られず、非耐久消費財はマイナス成長を記録している。
インド商工会議所協会(Assocham)のK. P. Singh会頭が8日発表した同協会の“産業成長1990-2000--部門別トレンド”と題する報告書によると、自動車部門の全てのサブセクターの成長回復が資本財と耐久消費財部門双方の成長の部分的原因になった。統計局の分類に従えば、1998-99年度の資本財部門の成長には自動車部門と金属製品/金属部品部門が貢献、1999-2000年度に関しては機械/設備部門の貢献が目立つ。
今年初5ヶ月間に自動車部門は急速な成長を遂げたが、統計局のデータにはあまり反映されていない。これは評価の比重の高い他の部門が不振だったことによるものと見られる。今会計年度に入って以来8月末までの自動車生産は39%アップ、自動車販売は46%拡大した。
また今会計年度には国内需要の力強い成長と設備稼働率の向上が目立ち、下半期の国内需要も15%の伸びが見込まれる。このため2000年3月までに設備稼働率は100%に達し、次年度も設備供給の逼迫が持続する見通しだ。(TH:11/9)
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