1999-11-10 ArtNo.20975
◆<馬>ペンソニック、輸出比率を15%から40%に拡大目指す
【ペナン】ペンソニック商標の家電/音響機器の製造/流通を手掛けるPensonic Holdings Bhdは3年内に製品の輸出比率を現在の15%から40%に高める計画だ。
ペンソニック・グループのDatuk Chew Weng Khak会長によると、同社の製品は海外市場で歓迎されており、輸出拡大の潜在性は大きい。同社は事業の多角化を図るよりは、既存の中核ビジネスに専心、海外市場の開拓に努める。
目下製品は東南アジア、特にタイ、インドネシア、フィリピンに輸出されており、1999年5月期年度の税引き前利益は、前年の246万Mドルから625万Mドルにアップした。業績の改善は主に、為替差損の縮小とコスト削減措置の奏功による。株主基金も5490万Mドルに拡大した。(STAR:11/8)
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