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1999-11-10 ArtNo.20973
◆<馬>2015年までに商用機製造も:MIGGHT主任
【クアラルンプル】軽飛行機イーグル150Bの製造に成功したマレーシアは2015年までに商用飛行機を製造する能力を備えている。
マレーシアン・インダストリー・ガバメント・グループ・フォー・ハイ・テクノロジー(MIGGHT)のAhmed Tasir Lope Pihie主任(CEO)によると、コンポジット・テクノロジー・リサーチ・マレーシアSdn Bhd(CTRM)により製造された2人乗り軽飛行機はオーストラリアで好評を博しており、米連邦航空局(FAA)のタイプ・サティフィケーションも獲得、間もなく米国市場における販売が開始される。
全国航空産業青写真(NAB)の下、マレーシアは2015年までに航空宇宙産業ハブに成ることを目指しており、民間部門と公共部門が共同で進めるプログラムも立案されている。同青写真の下、マレーシア空軍(RMAF)、マレーシア航空(MAS)、マレーシア・エアポーツBhdは、他の航空関連会社と協力して国内航空産業の育成を図る。
MASエアロテクノロジーズ、SMEグループ・オブ・カンパイーズ、RMAFエンジニアリング、フィレオ・エービエーションは、エンジニアリング及び製造活動のアンカーを務める。
マレーシアは確かに商用機を製造する能力を有するが、商用機の製造に必要な投資は多額にのぼるため、当面は軽飛行機の製造に照準を合わせ、独自のニッチを開拓せねばならない。また人材の開発も必要で、目下フランスのAeronautique Et Spatial and Toulouse Business Schoolが航空学専攻学生のための経営管理学修士コースのプログラムを立案しており、2003年には最初のコースがマレーシアで開講されると言う。(NST:11/8)
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