SEAnews 1999-11-09 ArtNo.20958

【ペナン】ロバート・ボッシュ(M)Sdn Bhd(RBM)は、自動車部品新領域の開拓努力が奏功し、来年の営業額が7億Ｍほど拡大する見通しだ。
ＲＢＭのUlrich Kirschner重役(MD)によると、同社の中核ビジネスは自動車用オーディオ・ビジュアル製品だが、室温調整モータ、ブラッシュホルダ、スタータ・モータ、交流発電機、ワイパー・システム、警笛等の領域への進出を図っている。これに伴い従業員も300人ほど増員される予定だ。
ＲＢＭはまた国際調達センター(IPC)ステータスを認められたことから、ペナンにアジア太平洋地域全体をカバーする地域流通センターを設ける。
これにより同社の既存のサプライヤー・ベースは強化され、サプライヤーの輸出機会も拡大する。同社は原料の40％をマレーシア国内で調達する計画だ。ＲＢＭはペナンに3工場を擁し、累積投資額は4億1200万Ｍドル。目下の従業員数は3000人、年間営業額は7億Ｍドルを超えると言う。(STAR:11/5)