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1999-11-09 ArtNo.20955
◆＜星＞国家科学技術局、ベルギー企業と合弁で言語技術会社育成
【シンガポール】国家科学技術局(NSTB)とベルギーの言語技術育成機関Sail Trustは4日、会話や言語領域の技術開発に携わるスタートアップ企業を育成するため、シンガポールに Sail Port Asia Pacific(SPAP)を設立、向こう5年間に同プロジェクトに各1000万米ドルを投じる合弁契約に調印した。
ＳＰＡＰは来年より域内のスタートアップ企業25社を収容、各種支援を提供する。Sailトラストは会話／言語技術や事業化に関わる経験／ノーハウを提供、ＮＳＴＢはこの種の育成機関をマネージするノーハウを提供するとともに、政府／民間の各種ベンチャー・キャピタル・ファンドへのアクセスの便宜を図る。
ベルギーのスピーチ・テクノロジー企業Lernout and Hauspieの共同創設者Jo Lernout／Pol Hauspie両氏により設立されたSail(Speech, Artificial Intelligence and Language)Trustは会話・言語技術関連アプリケーションの開発に携わり、向こう18ヶ月間に全世界の10カ所にSail Portを設けることを計画している。
Hauspie氏によると、世界のスピーチ・テクノロジー市場は2001年に50億米ドル、翻訳サービス市場は52億米ドルに達する見通しで、アジア市場の潜在性は米国に勝ると言う。(BT,LZ:11/6)
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