1999-11-04 ArtNo.20931
◆<馬>バクン事業復活すれば金融ファシリティー提供も:シーメンス
【クアラルンプル】サラワク州におけるバクン水力発電事業が復活し、マレーシア政府からプロジェクトへの参加要請を受けるなら金融ファシリティーを提供する用意もある。
シーメンス・エレクトリカル・エンジニアリングSdn BhdのRainer Althoff重役(CEO)は2日、バクン・プロジェクトの見直し作業は進捗を見ており、遠からず復活するとの見通しを示した。
この日催されたシーメンス・ニックスドルフ・リテール&バンキング・システムズGmbHの、Kohlberg Kravis Roberts & Co LP/GS Capital Partners 3(ゴールドマン・サックス&Co子会社)コンソーシアムへの売却に関する報告会後、Althoff氏がマスコミに語ったところによると、シーメンスがバクン発電事業に参加するとすれば、タービン、ジェネレーター、グリッド等の電気施設の納入が中心になり、契約額は、30億~50億Mドルと見積もられる総コストの20%以下になる見通しと言う。(NST:11/3)
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