1999-11-02 ArtNo.20902
◆<印度>BPアモコ、IOC/GAILとメガ燃料プロジェクト
【ムンバイ】BP-AMOCOはIndian Oil Corporation (IOC)及びGas Authority of India (Gail)と手を組み、中東で採取した燃料をインド国内の発電施設に供給する4000クローのメガ合弁事業を計画している。
消息筋によると、BPアモコは同事業に50%、IOCとGAILは各24%、ウッタラプラデシュ州デラドゥーン拠点のIndian Institute of Petroleumが残りの2%を、それぞれ出資する。BPアモコはカタールもしくはイランで天然ガスを採取した後、これを液化しジメチル・エーテル(DME)に転換、タンカーでムンバイに輸送する。陸揚げ後はパイプラインで発電所にDMEを送り届ける。IOCとGAILはBPアモコと手を組みパイプラインの敷設を手がける。4000クローの内、ガスの採取に1000クロー、DMEへの転換施設に1500クロー、残りはタンカーの調達とパイプラインの建設費に当てられる。目下事業化調査が進められており、実際にプロジェクトが実行に移されるまでには5年を要する見通しだ。(IE:11/1)
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