【クアラルンプル】米国の金融サービス会社Morgan Stanley Capital International Inc(MSCI)は先週土曜(10/30)、MSCIマレーシア株価指数を、MSCI世界株価指数シリーズに復帰させる期日を当初予定していた2月から5月に繰り延べると発表した。
それによると、こうした措置が講じられた理由は、閏年に伴うコンピューター処理上の問題の発生が予想されたためで、台湾株価指数の格上げも同様の理由から5月31日に延期された。
世界のファンド・マネージャーが資金運用の目安とするキー・インデックスに復帰することにより、国際投資資金の流入加速を予想したマレーシアの期待もその実現が先送りされる結果となった。(ST,BT:11/1)