SEAnews 1999-11-02 ArtNo.20895

【シンガポール】オランダのロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス、Taiwan Semiconductor Manufacturing Co(TSMC)、シンガポールの経済開発局(EDB)の48：32：20の合弁会社Systems On Silicon Manufactuaring Co Pte Ltd(SSMC)は、パシル・リス・ウエハー・ファブ・パークにおける総コスト20億Ｓドルの世界最大の半導体ウエハー工場の建設に着手、来年には完成する予定だ。
ＳＳＭＣのStuart McIntosh会長が先週催された起工式の席上語ったところによると、新工場の敷地は8ｈａと、サッカー場20面を収容できる広さで、完工後の床面積は8万平米、7000平米以上のクリーン・ルームも設けられる。来年工事が完成すれば、当初月間1000ユニットのウエハーが製造される。その後1年半の間に月間生産量は3万ユニット、年間36万ユニットに拡大される。また当初は0.25ミクロン技術が用いられるが、その後0.18ミクロン、0.15ミクロン製品が製造される。2000年末の従業員数は1000人に達する見通しだ。(LZ:11/1)