1999-11-01 ArtNo.20889
◆<印度>SAIL/Essar損失、各118%/163%アップ
【ニューデリー】Steel Authority of India Ltd (SAIL)の半期(1999/4-9)の純損失は昨年同期の617クローから1348クローに118.47%、Essar Steel Ltd(ESL)のそれは昨年同期の106.22クローから279.5クローに163%、それぞれジャンプした。
事業再編計画に対する大蔵省の認可を待つSAILの業績悪化は監査前の数字同様、資本コストの急騰と売り上げの下降に伴うもの。資本コストは、先ず減価償却費が21%増の616クロー、金利負担は23%増の1119クローに達し、全体として昨年同期比320クロー・アップした。また国内価格は引き続き低調で、需要は僅かに改善したものの、純換金率(net price realisation)は9%下降した。
他方、ESLの第2四半期純損失は70.52クローから141.5クローに100%アップした。売り上げは534.16クロー(681クロー)、総支出は492クロー(570.25クロー)で、粗利益は昨年同期の111.13クローから42.25クローに縮小した。利子支払いは92クロー(97.7クロー)、減価償却費は83.5クロー(76クロー)、減債基金償還/延滞収入コストは8.08クローだった。(THBL:10/30)
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