1999-10-29 ArtNo.20876
◆<印度>企業500社の四半期業績向上、リセッションは過去に?
【ムンバイ】1999年9月期4半期の企業500社の業績には最早リセッションの陰は見られず、営業マージン(OPM)から見た国内業界の収益性は向上、純益の増益率は平均19.3%と、6月期4半期の8.7%から大幅に改善している。ちなみに1997/98年度の国内企業の増益率は10%前後で、1998/99年度は僅かながらマイナスに陥っていた。
セメント部門は黒字に転換し、力強い増益を実現、自動車部門も好調、情報技術(IT)部門はY2Kブームは一服したものの依然堅調を保っている。薬品部門はまずまずだが、テレコム部門は減益を記録した。、またIOCを除く石油会社の営業額は6.8%、営業利益は17.1%、純益は18.4%、それぞれアップした。IOCは減価償却費が410クローと異常に高いことからデータから除外されたと言う。(ET:10/26)
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