1999-10-29 ArtNo.20865
◆<星>地下鉄パヤルバル/ブオナ・ヴィスタ路線建設準備
【シンガポール】シンガポール陸運局(LTA)は2005年以降にPaya Lebar/Serangoon/Bishan/Buona Vistaをリンクする鉄道路線を建設する可能性を検討している。
LTAのHan Eng Juan局長(CEO)によると、2005年までには地下鉄(MRT)東北線、マリーナ軽便鉄道(LRT)、Sengkang/Punggol LRTラインを含む現在進められている全てのプロジェクトが完成、鉄道路線の総延長は現在のほぼ倍の150キロに達する。
2005年以降には目下4つの可能性が検討されているが、最も可能性の大きいのがPaya Lebar/Bishan/Buona Vistaラインの建設。他の3つはJurong地区、Bukit Timah地区、東部地区におけるものだが、4つはいずれもまだ事業化調査中。これらはLTAの2030年までの鉄道マスター・プランの一部を成し、同マスター・プランの下、中央市街、地域センターを結ぶ総合的な鉄道網の構築が計画されている。列車輸送はシンガポールにおいては最も効率的な公共輸送手段で、LTAは可能な限り多くの路線を建設する計画だが、いずれの路線も建設に際しては採算性が厳重にチェックされる。
総コスト17億5000万Sドルのマリーナ・ラインに関しては採算に乗る地区から段階的に建設するか、24駅を同時に建設した後、需要の大きい地区からサービスを開始すべきか、目下研究中と言う。(ST,LZ:10/28)
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