1999-10-28 ArtNo.20857
◆<印度>リライアンス/ソロス/三菱、IPCL権益競う
【バローダ】インディアン・ペトロケミカル・コーポレーションLtdの25%の政府持ち分に対する入札者の内、ダウ・ケミカル・カンパニーが撤退を決めたことから、入札はリライアンス・インダストリーズLtd(RIL)、Soros-Chatterjee-Indian Oilチーム、三菱の、3者間で争われることになった。
ダウの撤収の理由は伝えられていないが、最近のユニオン・カーバイドの買収で、他の企業権益買収に手が回らなくなったものと見られる。同社は関係調査を2000年3月まで繰り延べることを認めるようインド政府に申請したが、棄却され、撤退を決めたと言う。
リライアンスと三菱は既に調査を完了、ソロス・チームも今週中に完了。最終入札は1999年12月末か、2000年初に行われる見通しだ。(ET:10/27)
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