SEAnews 1999-10-28 ArtNo.20856

【ニューデリー】インド政府はS.V.S. Raghavan元商務省次官を座長とする専門委員会にグローバル化時代を迎えた国内経済にマッチしたモダンな競争法の立案を委ねた。
専門委員会は国際的な経済動向やインド国内の状況に基づき1969年独占差別貿易慣行法(MRTP)に見直しを加え、競争を促進する最適な法的フレームワークを提案する。またＭＲＴＰ法に基づくＭＲＴＰコミッションと1986年消費者保護法下の消費者法廷の明確な境界線を引き、役割分担に関する提案を行う。さらにＭＲＴＢコミッションの再編を含む行政組織改革案を提案する。
専門委員会は最初の会議から3ヶ月以内に政府に報告書を提出する。専門委員会のメンバーにはHindustan Lever LtdのK.B. Dadiseth会長、応用経済全国理事会のRakesh Mohan事務総長、消費者運動家H.D. Shourie氏、ＭＲＴＰコミッション元委員S. Chakravarthy氏、経済担当ジャーナリストSudhir Moolji氏、公認会計士P.M. Narielwala氏、弁護士のPallavi Shroff女史、ＤＣＡ共同書記のG.P. Prabhu氏が名を連ね、Raghavan氏を含めた総数は9人。(THBL:10/27)