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	1999-10-27 ArtNo.20843 
	◆<印度>顧客満足度指数報告、Telco/HM面目失墜? 
	【ムンバイ】国際自動車市場調査会社JD Power & Associatesの顧客満足度指数(CSI)1999年インド市場レポートによれば、昨年のホンダ・シティーに代わり三菱ランサーが最高点をマークした。 
  Autocar Indiaが発表したCSI報告書によると、ホンダはトップの座は逃したものの、依然としてDaewoo、Maruti、General Motorsに先行しており、さして失望はしないものと見られる。しかしこれらに続くFord、Mahindra & Mahindra、Fiat India、Telco(タタ・エンジニアリング・アンド・ロコモティブ・カンパニーLtd)、Hindustan Motors にとっては、厳しい審判と言えそうだ。 
  特に殿を務めたHMとともに、最後から2番目にランクされたTelcoには、忍び難い一撃だったものと見られる。ちなみにHMが製造を請け負っている三菱ランサーはHMの評価には、含まれていないようだ。ラタン・タタ氏の夢の国民車インディカはHMのアンバッサダー、そしてやはりタタの多目的車サファリに次ぎ、尻から3番目。尻から4番目もタタのSumoで、ボトム4モデル中3モデルがTelcoの製品で占められた。 
  小型乗用車各モデルのプロブレム指数(PP100V:100台中の問題点)を見ると、インディカは、MULのZenを72、Maruti800を82、そして最も問題がないと判定されたDaewoo Matizを243も上回る最悪の車両と判定された。 
  しかし面目を失墜したのはTelcoだけでなく、昨年トップの座をホンダに奪われたフォードのCSI番付も今回は5位に後退した。(ET:10/26) 
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