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1999-10-26 ArtNo.20820
◆＜馬＞対外準備、１９９７年以来最大の落ち込み記録
【クアラルンプル】中央銀行の対外準備金は10月15日現在1139億5000万Ｍドル(US$299.9億)と、2週間前の1193億Ｍドル(US$313.9億)から53億Ｍドル(US$14億)あるいは4.5％の落ち込みを見た。
中央銀行は22日、対外準備金が連続3期にわたり、また1997年に通貨危機が発生して以来最大の落ち込みをみたことを発表したが、アナリストらは依然として警戒すべきレベルには至っていないと評している。
マレーシアが資本管制を敷いて満1年を経過した今年9月1日より、マレーシアの証券市場に投下された外資は自由に国外に持ち出せるようになったことから、外資の流出に伴う対外準備金の目減りが生じた。しかしアナリストらは、「外資の流出は当初から予想されていた」、「マレーシアの対外準備は依然極めて高い水準にある」、「国内景気の回復に伴い外資はマレーシアの証券市場に復帰する」等の点を掲げ、懸念すべき状況にはないと評している。(MBT,ST,BT,LZ:10/23)
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