1999-10-26 ArtNo.20819
◆<星>第3世代移動電話免許/料金徴収方式に関して意見聴取
【シンガポール】シンガポール電信局(TAS)は第3世代セル式電話網の構築や営業ライセンスに関わる問題と、既存の固定・移動式電話相互接続(FMI)制度を改正すべきか否かについて業界関係者や一般の意見を求めている。
先ず第3世代セル式電話網に関しては以下の諸点について意見が求められている。a)第3世代セル式電話技術を用いて如何なるサービスが可能か、また事業主や一般消費者の潜在需要はどれほどか。b)第3世代セル式電話技術の潜在性と第3世代セル式電話サービス免許の領域。c)周波数帯の配分と個々の営業者が必要とする周波数帯。d)最適な営業ライセンス発行数。e)第3世代セル式電話サービス追加ライセンスの手引き。f)既存移動電話会社の処遇。g)第3世代セル式電話ライセンスの発行及び営業開始のタイミング。
FMI制度に関しては、業者間の料金徴収やエンドユーザーに対する措置に関する可能なシナリオの他、以下の状況から生じる問題に対する措置が問われている。a)既存のFMI制度は改変すべきか。b)この種の変更は全ての営業者に適応すべきか、一部の業者にのみ適応すべきか。c)電話をかけた者が料金を支払う(CPP)システムを全面的に適応すべきか、個々の移動電話会社の裁量に委ねるべきか。
TASSは以上の諸点に関して1999年12月31日までに意見の提出を求めている。これらの意見を参考に立案される新政策は2000年第1四半期中に発表される。TASは10月22日に関係問題のフォーラムを開催する計画だ。詳細については、http://www.tas.gov.sg/website/home.nsf/html/indexNewsroom参照を。(ST,BT:10/23,LZ:10/24)
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