1999-10-25 ArtNo.20805
◆<馬>合併パートナーの選択は銀行自身の裁量に:中央銀行
【クアラルンプル】マレーシア中央銀行は21日、各銀行は統合合併に際して自由にリーダーやパートナーを選択でき、合併される銀行の数も何行でもかまわないが、合併後の株主基金は20億Mドル以上でなければならないと発表した。
それによると金融機関は来年末までに合併手続きを完了せねばならず、2000年1月までに合併のパートナーやグループに関する詳細と主要株主の原則的同意書を中央銀行に提出せねばならない。また中央銀行の承認が得られれば、これ以前に結ばれた原則的合意は廃棄することができる。
パートナー選択に関する柔軟性は、決して銀行統合の重要性が軽減された訳ではなく、銀行自身により大きな責任が課されたことを意味する。仮に銀行界相互の協議がまとまらないなら、中央銀行は躊躇せずに介入し、合併パートナーの選択を指示すると言う。(MBT,NST,STAR,ST,BT,LZ:10/22)
|
|