1999-10-22 ArtNo.20799
◆<印度>MTNLのサービス拡張よりDOTの生存を優先:通信相
【チェンナイ】政府系電話会社Mahanagar Telephone Nigam Ltd(MTNL)がその基本電話サービス網を国内のより多くの都市に拡大することを認める以前に、電信局(DOT)の生存を確保する必要がある。
Ram Vilas Paswan通信相が19日当地で語ったところによると、MTNLは高収益の見込める都市部のサービスを専ら手がけているのに対して、DOTは農村部のサービスの改善も図らねばならない。仮に都市部でMTNLとの競争に直面するなら、DOTは不採算な農村部のサービスを維持できなくなる可能性がある。
通信省は間もなく透明で公正な通信行政の政策綱領を発表するが、同ポリシーでは都市部に世界水準の通信網を構築することともに、2002年までに全ての農村に電話サービスを提供することが目指されると言う。(ET:10/20)
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