1999-10-20 ArtNo.20777
◆<馬>エクセルネット、今後一層のBAe契約獲得に望み
【クアラルンプル】地元航空工学会社Excelnet Sdn Bhdは、ブリティッシュ・エアロスペース(インターナショナル)Ltd(BAe)との最初の契約を成功裏に完成させたことから、今後ハイテク航空機部品の納入に関わるより多くの下請け契約を獲得できそうだ。
BAeのMark Ritson広報担当取締役によると、エクセルネットは1200万Mドルの下請け契約を過去12ヶ月間に完成させ、高品質な製品を期限内に納入した。
BAeは、英国空軍が1964年以来使用している探査救援機Nimrod Mark II21機をアップグレードし、その寿命を25年延長する、120億MドルのNimrodプロジェクトを手がけており、エクセルネットは同プロジェクトの一部を引き受けることになる見通しだ。具体的な内容は来月開幕するランカウィ・インターナショナル海事・航空(Lima'99)ショーの会場で発表される。
エクセルネットのAbdul Malek Packeer重役(GM兼設計工学主任)によると、BAeとの今回の契約はスタートに過ぎず、BAeが将来手がけるプロジェクトにも参加することを希望している。航空部品の設計に関わる研究開発(R&D)に携わる同社は目下マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスも申請していると言う。(STAR:10/16)
|