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1999-10-20 ArtNo.20776
◆<馬>マレーシア・エアポーツ、年内に大型公開公募
【クアラルンプル】マレーシア政府は完全出資会社Malaysia Airports Bhd (MAB)の49%の政府持ち分を公開し、年内にクアラルンプル証取(KLSE)に上場させる計画で、過去3年来最大の大型公募になる見通しだ。
MABのTan Sri Basir Ismail会長によると、政府はMABの30%の権益を外国投資家に提供する方針だ。MABは18日、政府とクアラルンプル・インターナショナル・エアポート(KLIA)の管理/経営/開発に関わる50年間のコンセション契約を結んだ。
MABは同50年間にKLIAの開発コスト107億Mドルの60%に相当する64億Mドルを政府に返済する。MABは利益分与契約に基づく営業収入の8%と、コンセション・フィーを政府に支払う。
KLIAは1999年6月期年度に1250万人の乗客を処理したが、7年後には2500万人、最終的には年間1億人の処理能力を備えることになる。コンセションの条件は5年ごとに見直しが加えられる。KLIAを加え、合計37空港の管理を手がけるMABの払込資本は3億6000万Mドル、昨年の営業額は6億5800万Mドル、税引き前利益は3億4000万Mドルだった。(STAR,ST:10/19)
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