1999-10-19 ArtNo.20768
◆<印度>Shree Rama、306クロー投じ設備拡張
【ムンバイ】グジャラート州アーマダバード拠点のShree Rama Multi-Tech Ltd(SRMTL)は、国内第2位のラミネート・チューブ・メーカーを目指し、306クローを投じ、製造施設を拡張する。
SRMTLのVikram Patel重役(MD)によると、同社はアハマドバード工場を拡張する一方、Pondicherryに新工場を建設、これにより年産能力は3億5300万ユニットから6億4000万ユニットに拡大する。ちなみにインド最大のメーカー、Essel Packaging Ltdの年間製造能力は9億1000万ユニットと、ほぼ世界最大のメーカーAmerican Can Companyのそれと肩を並べている。
SRMTLは関係拡張事業に既に60クローを投じており、2001年までに工事は完成する。チューブ製造技術はスイスのAISA、プリンティング技術とウェブ技術は何れも日本のTaiyo KikaiとFujimore Kogyo Coから提供を受ける。
1999年9月期の年商は前年比54%増の150クロー、純益は前年の22.49クローから34.40クローに拡大した。
工事完成に伴い国内市場シェアは現在の13%から30%にアップする見通しだ。
他方、SRMTLは80.10クローを私募調達する計画で、これにより金融機関らが同社の43.26%のシェアを占め、Patel一族が残りのシェアを維持する。(ET:10/18)
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