1999-10-19 ArtNo.20764
◆<馬>テレコム、国際通信会社との提携検討:CEO
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)は国際市場における競争力を強化するため、国際テレコミュニケーション企業と提携する可能性を否定しない。
TMBのモハメド・サイド・モハメド・アリ重役(CEO)が先週金曜催された奨学生認証式に出席後語ったところによると、国際電話市場は一律固定料金が徴収される単一市場の方向に向かっているものと見られるが、弱小プレーヤーのTMBは、ASEAN、北アジア太平洋、米国、英国に、それぞれパートナーを求める可能性を検討している。国際的戦略パートナーを得ることは、TMBの国際電話料金を引き下げることにつながる。
国内サービスについては2001年末までに、競争力有る全国一律料金に転換される。目下TMBの最高料金はクアラルンプル/コタキナバル間の毎分1.95Mドル、最低は0.50Mドルだが、一律料金は毎分0.30Mドル前後と予想される。
アリ重役によると、現在進めているネットワーク工事と事業再編が2001年末までに完了すれば、競争力有る国内料金を設定することができると言う。(NST:10/18)
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