1999-10-19 ArtNo.20759
◆<星>JTC初のテクノプラナー・センター、入居受付開始
【シンガポール】ジュロン・タウン公社(JTC)は50億SドルBuona Vista Science Hub候補地内のAyer Rajah Crescentに設けた9階建て工業ビルの最上階に初のテクノプラナー・センターを設け、優待価格でスタートアップ企業への賃貸予約を開始した。
シンガポール・サイエンス・パークや国立シンガポール大学(NUS)にも近い同ビルには中央空調施設、会議室、レセプション、ラウンジ、製品陳列コーナー、食料品貯蔵室や多層カー・パーク(別棟)が備えられている。またスタートアップ企業が入居する各66~88平米の29ユニットには簡易内装が施され、電話の接続ポイントも準備されている。
JTCのKo Kheng Hwa重役(CEO)によると、工業用アプリケーション、電子、マイクロエレクトロニクス、テレコミュニケーション、電気システム、製造技術に関わるスタートアップ情報技術(IT)企業やソフトウェア開発会社がターゲットとされ、食品/調味料技術、材料技術、無公害化学、生命科学関連の新会社にも提供される。
当初3年間の月間平米当たり賃貸料はサービス料込みで19.46Sドルと、JTCの通常の公示価格を25%下回る。加えて最初に契約した15社には向こう3年間、さらに15%のディスカウントが提供される。JTCは反応が旺盛なら、さらに多くの同様な施設を設ける計画と言う。(BT,ST,LZ:10/18)
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