1999-10-18 ArtNo.20750
◆<印度>三菱商事、マヒンドラ工業パークとマーケッティング契約
【チェンナイ】Mahindra & MahindraがIL&FS及びTamil Nadu Industrial Development Corporation (Tidco)と合弁で設立したTHE Mahindra Industrial Park Ltd (MIPL)は先週金曜(10/15)、三菱商事とマーケッティング契約を結んだ。
三菱商事のK.ウチダ氏が、調印式後語ったところによると、日本経済の不振は底入れし、明るい展望が開けているが、日本の中小企業はインド市場に対する理解に乏しく、単独でインドに進出する可能性は少ない。そこで三菱商事はグループとして誘致を目指すが、必要なら東南アジア諸国の企業も誘致する計画だ。
MIPLのShaktikanta Das重役(MD)によれば、国道と鉄道に隣接し、空港まで35キロ、港湾まで50キロと言う戦略的立地条件を備えた1350エーカー(売却可能面積1000エーカー)のパークは3期に分けて開発され、2000年3月から売り出しが開始される。
開発コストは215クロー、内55クローは自己資本、60クローは借り入れ、100クローは内部資金で賄われる。M&Mが40%、IL&FSが30%、Tidcoが11%をそれぞれ出資、残りの19%はパークの運営と保守(O&M)を引き受ける企業に配分される。MIPLは三菱商事を含む複数の企業と関係交渉を進めていると言う。(IE,TH:10/16)
|