1999-10-18 ArtNo.20746
◆<馬>台湾系半導体工学会社ASE、M$1.5億追加投資
【クアラルンプル】台湾では最大、世界的にも第2位の独立系半導体製造業者ASE Incの子会社、ASE(Advanced Semiconductor Engineering)Electronics Malaysia Sdn Bhdは、1億5200万Mドルを投じて製造能力の拡張を図る。
集積回路(IC)の製造/検査を手がけるASEマレーシアのK. Kanapathi社長によれば、ペナン州バヤン・ルパス自由工業区の既存工場に隣接して4階建ての製造施設が増設され、総床面積1万8000平米の新工場は来年12月までに稼働する。5haの敷地における工事は9月10日にスタート、目下杭打ち工事が行われている。1億5200万Mドルの内3800万Mドルは建築費に、残りはハイテク機械設備に投じられる。従業員2500人の既存工場は目下フル稼働している。
世界の半導体産業は年率15~18%の成長が見込まれ、ASEはこうした成長のサイクルに乗じて顧客に対するサービスを拡大する計画だ。(STAR:10/16)
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