1999-10-14 ArtNo.20720
◆<印度>エスコーツ・ヤマハ取締役会、25%持ち分売却承認
【ニューデリー】Escorts Yamaha Motorcycles (EYML)取締役会は今年度中にプロモーターの持ち分の内25%を公開し、約100クローを調達することを承認した。
これにより対等出資パートナー、エスコーツ・グループとヤマハの合計持ち分は37.5%に下降する。EYMLの払込資本は目下27クロー。EYML取締役会は最近のシンガポールにおける会合で、私募を通じて資金を調達することを決めた。
EYMLは私募調達した資金を500クローの設備近代化計画の一部に充当する。同社は、既存モデルを2000年排ガス基準を満たしたものにアップグレードする計画だ。
同社は2ストローク・エンジンから4ストローク・エンジンに転換するプロジェクトにこれまでに350クローを投じており、別に140クローの追加投資を予定している。これにより2002/03年までに90%を4ストローク・バージョンに転換するが、その後も少数の2ストローク・エンジン車を輸出市場向けに製造する。
EYMLのモーターサイクル市場シェアは13.4%と、ヒーロー・ホンダ、Bajaj Auto、TVSスズキに次いでいる。今年4-8月の間にEYMLは8万6737台のモーターサイクルを販売したが、同期にヒーロー・ホンダは27万7319台を販売した。
ちなみにヒーロー・ホンダの第3四半期(7-9月)純益は、モーター・サイクル販売の33%の成長に牽引され43.8%増の42.9クローをマーク、営業額も42.3%増の550クローを記録した。(IE,ET:10/13)
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