1999-10-12 ArtNo.20681
◆<星>投資家、今年初以来バタム島にUS$5500万投資
【バタム】シンガポールからインドネシア領バタム島への投資は今年初以来25件5500万米ドルに達し、昨年通年の約4000万米ドルを突破した。
バタム島工業開発局(BIDA)のIsmeth Abdullah局長は、先週金曜同島を視察したシンガポールのビジネス代表団に以上の数字を明らかにした。それによるとインドネシアの政情不安から、当局もこれほど多くの投資が行われるとは想像もしていなかった。
バタム島への累積投資額は70億米ドルにのぼり、この内60%が民間投資で占められている。また外資が全体の40%を占め、中でもシンガポールからの投資が18億米ドルと、トップ、以下日本、韓国と続く。外資系製造工場370中、70%がシンガポール企業により経営されている。ちなみにバタム島に投資する外国企業は100%の出資を認められる。来年はシンガポール企業50社の進出が見込まれ、この内20~30社はシンガポールのクランジ地区から移転する木工会社である。来年は合計90件、1億2000万米ドルの外国投資を見込んでいると言う。(ST,LZ:10/11)
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