1995-06-21 ArtNo.2067
◆<馬・比>自動車部品合弁の経験は欧州にも応用可能:通産相
【クアラルンプル】マレーシアの自動車部品会社はフィリピンの同業者と戦略的提携を結ぶことを通じて競争力を高められるが、この種の方式は将来マレーシアと欧州の間にも応用できる。
ラフィダ通産相が、来月マニラで開催予定のマレーシア自動車展示会(Max'95)に関する19日の記者会見で語ったところによれば、欧州の比較的低開発国においてはフィリピンにおけるのと同様にコスト削減が可能と言う。 一方、プロトンBhdのナズミ重役(MD)によると、同社は円高が進む中で日本の部品メーカーにマレーシア投資を奨励している。円高はその反面ASEANブランド・ツー・ブランド補完計画を再興する機会を提供している。これまで域内の製造業者は部品交換に消極的姿勢を見せ、同スキームは期待された効果を発揮できなかったが、今や域内共同市場の形成が真剣に語られ、プロトンも域内におけるプレゼンスの拡大を欲していると言う。(MBT:6/20)
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