1999-10-11 ArtNo.20669
◆<星>EDB、3Cイニシアチブ下に地元企業に支援提供
【シンガポール】経済開発局(EDB)は今年3月に発表した3C(co-investment/collaboration/consolidation)イニシアチブの下、これまでに合計19件の地元企業支援プロジェクトを進めてきたが、向こう2年間に別に15~20件のプロジェクトを手がける計画だ。
EDBのLiew Heng San局長(MD)が8日明らかにしたところによると、コインベストメント・スキームの下、EDBは1億Sドルのファンドを用い、短期/中期の出資に応じている。これまでに精密工学会社のIntegrated Magnesium International及びMetal Component Engineering、ロジスティクス・サービス会社のAccord Expressに対する出資を認めた。
この日は、エンジニアリング会社2社Norelco Precision EngineeringとCentrelines Engineeringの合併式典が催されたが、リュー局長によると、両社の合併はEDBによりアレンジされた3件のコンソリデーションの1件である。新たに発足したNorelco Centrelinesは、2工場の統合により直ちに100万Sドルを節約でき、規模の経済性を実現できる。今年は3800万Sドルの営業額が見込め、新たに30人分の就業機会が創出される。これにより雇用総数は280人に達する。
EDBはこれらの他に13件のコラボレーション計画を進めていると言う。(ST:10/9)
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