1999-10-08 ArtNo.20664
◆<印度>現代、アクセントに改良、金融ファシリティーも準備
【チェンナイ】韓国現代自動車の完全出資子会社Hyundai Motor India Ltd (HMIL)は、国際市場向け中型乗用車Accentに、インドの環境に合わせた改良を加えるとともに、シティバンクと提携、バイヤーにより周到な金融ファシリティーを提供する計画だ。
HMILのYang Soo Kim重役(MD)によると、今月14日にインドで発売されるアクセントは、インドの道路事情に合わせ懸架装置が強化され、車台も高め、バンパー、ラジエター・グリルも特別仕立てになっている。低品質な燃料にも対応できるよう1.5リッターMPFIアルファー・エンジンのインジェクター・ホールは大きめに設計されている。発売時点の地元部品使用率は70%以上になる。
一方、小型車Santroは発売以来5万台の大台をマークしたが、アクセントの製造に伴い、サントロの生産は減速、待ち時間は現在の6週間から8週間に長引く見通しだ。
HMILはインダストリアル・クレディット・アンド・インベストメント・コーポレーション・オブ・インディア(ICICI)及びKotak Mahindraとその製品に対する金融ファシリティー契約を結んでいるが、最近はシティバンクとも同様の契約を結び、顧客のこの方面のオプションを拡大している。(THBL:10/7)
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