1999-10-08 ArtNo.20661
◆<印度>タミールナド、石化事業で三井物産と覚え書き
【チェンナイ】タミールナド工業開発公社(TIDCO)は州内における7500クローのナフサ分解装置及び石化コンプレックス建設事業を巡り三井物産と覚え書きを交換した。
同コンプレックスでは、エチレン年間50万トン、ポリマー/プロピレンを含む石油化学品同25万トン、ミクストゥC4同16万5000トン、ガス・ベースのポリエチレン同35万トン、スラリー・ベースのポリエチレン同15万トン、ポリプロピレン同25万トン、ベンゼン/ブタジエン等の派生品が生産され、2003/04年の試運転が目指されている。
建設候補地としてはチェンナイ近郊EnnoreとCuddalore districtの名が上がっており、原料のナフサはMadras Refineries Ltdか、Nagarjuna Oil Corporation Ltdから供給を受ける。
TIDCは同プロジェクトに出資するが、別の石油化学企業をパートナーに抱き込む計画のため、出資率は未定と言う。(IE:10/7)
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