1999-10-07 ArtNo.20642
◆<馬>ネット・ベースの人材斡旋会社、年商M$8千万目指す
【クアラルンプル】インターネット・ベースのリクルート会社JobStreet.Com Sdn Bhdは2004年までに年商8000万Mドルの達成を目指している。
マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスも認められたジョブストリートのMalek Ali副社長(マーケッティング担当)によると、1995年の創業以来売上は200%の成長を見、昨年の営業額は200万Mドルに達した。国内経済が景気不振に陥った昨年も同社の営業額は30%の成長を見、約1万人の求職申請を受理した。
ジョブストリートはクアラルンプル、ペナン、ジョホール・バルにオフィスを設け、企業の求人広告をウェブサイトに掲載するとともに、こうした企業のために求職者の審査も代行する。これまでに1200社が同社のサービスを利用、また13万人の求職申請を受理した。ウェブサイトへの求人広告掲載料金は月額600Mドル。
米国拠点のベンチャー・キャピタルWalden International Investmentから450万Mドルの出資も得たことから、同社はフィリピン/シンガポールに事業を拡張、それぞれ40社と30社の現地顧客を獲得した。アジア太平洋地域の他の国々への進出も準備している。
シンガポール/マレーシア/フィリピンのリクルート市場規模は、昨年の1億4900万米ドルから2003年には2億6000万米ドルに拡大する見通しで、同社はMSC企業に情報技術(IT)関連の外人タレントを紹介することも計画している。(STAR:10/6)
|